私の仕事中のお気に入りは、お気に入りの花を飾り、その日にフィットする香りに包まれることです。
中でもフレグランスキャンドルの香りがお気に入りで、ろうそくの火によって優しく温められてフワッと香る感じが、スプレーなどのルームフレグランスよりも優しいので好んでいて、リラックスしながら新しいジュエリーのアイディアを考えたり実際手を動かしたりしています。

初めて自分のためにフレグランスキャンドルを購入したのは、20代に初めてParisに行った時。
当時憧れのChristian Louboutinを買いたくて、パレ・ロワイヤルのショップに入った瞬間撃ち抜かれたような衝撃だったのは、店内に優しく、でも力強く漂う灯されたキャンドルの香りでした。
まだ20年前は日本ではそこまでフレグランスキャンドルも浸透していなくて、しかもお店で灯されてる雰囲気に、これが憧れのParisなのねと何とも言えない衝撃を覚えたのです。
その場でスタッフの方にどちらのキャンドルなのかお聞きしたら快く教えてくださったのと、Christian Louboutin氏はその香りが大好きで、いつも灯しているしこうしてショップでも香りをお客さまにも楽しんでいただいていること、出張で他の国に行った際にも彼がホテルの部屋でも灯して過ごしていることも教えてくれました。すぐに私もその足でキャンドルを買いに行ったのを覚えています。もちろん、靴も購入しましたよ〜(笑)。

日本に帰ってきてから、偶然、友人が勤めていた会社でそのキャンドルを取り扱っていたので、まとめて購入して、いつもそのキャンドルを灯して過ごしていました。今ではそのキャンドルは日本でも皆さまがご存知のフレグランスブランドになっています。

香りは私の生活や仕事にも大切な感覚の一部になっています。

最近ももちろんそのキャンドルも大好きですが、他にも素敵なキャンドルはないかなぁと、友人にプレゼントを贈るときなども探していました。
そんな時少し前に、ヨーロッパのインテリアなどを取り扱っている友人が、とても歴史の古いキャンドルを取り扱い始めることを知りました。

1488年創業のアイルランド・ダブリンのキャンドル「RATHBORNES 1488(ラスボーンズ)」。
その歴史は500年以上という壮大な歴史をバックボーン持つキャンドルですが、
アイルランドの日常風景をテーマに、現地に咲いている植物のエッシェンシャルオイルをブレンドされているそうで、香りは優しく、灯した時の香りの広がりがとても豊かです。
500年の歴史から丁寧な製法で作られているため、キャンドルの焼成時間とても長いのも嬉しいです。
最近は、このキャンドルを気分で香りを替えて楽しませていただいています。
久々に誰かに贈りたくなるアイテムです。

RATHBORNES 1488(ラスボーンズ)  お取り扱いはこちら

小さなトラベルキャンドルは、おうち時間の多い今には自分へのご褒美にもちょうどいいサイズです。
感覚をゆったり豊かにしたい時にぜひ。